地域から起こるこれからのワークライフスタイル探求プロジェクト

秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(1)

2015年3月5日



秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(1)

秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(2)
秋田県五城目から世界にハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(3)
秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(4)

富士通デザイン株式会社、NPO法人ミラツク、あしたのコミュニティーラボが共同して新しい働き方を探る「地域から起こるこれからのワークスタイル探求プロジェクト」。2015年1月25日に第1回目のダイアローグイベントがHAB-YU platform(東京・六本木)で開催されました。ゲストに秋田県五城目町(以下、五城目)で「地域」の課題解決だけでなく、「世界」の課題解決を視野に人材育成に取り組む、ハバタク株式会社の丑田俊輔さんを迎えたイベントの様子を4回にわたってレポートします。

日本の足元から持続可能な未来をつくりたい

地域のイノベーターの活動をフィールドワークによって調査し、そこで得られた結果をもとに東京で都心のワーカーたちと「これからの働き方」についてダイアローグ(対話)をし、深掘りしていく本プロジェクト。地域のイノベーターたちがどんなワークスタイルを送っているのか、そこで生まれている働き方の新しい萌芽とはなど、都心のワーカーたちが抱える働くうえでの課題を交え、全4回で掘り下げていきます。

モデレーターは、2014年9月のあしたラボイベントでもダイアローグプログラムを展開した西村勇也さん。ダイアローグ(対話)の手法を用いて、さまざまなセクターの人々を結びつけ、ソーシャルイノベーションを促す活動を続けているNPO法人ミラツクの代表です。今回も、イベント後半は参加者からテーマを募り、ダイアローグを行いました。

イベントの前半は、前段となるフィールドワークでお話を聞いた丑田俊輔さんがゲストスピーカーとして登壇。東京育ちの丑田さんは、大学在学中に東京都千代田区の公共施設をベンチャー企業やNPOのためのシェアオフィスとして活用する事業に参画し、地域課題をビジネスの手法で解決する方法を学びました。

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ハバタク株式会社代表取締役 丑田俊輔さん

大学卒業後は、日本IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社(現・日本IBM)に就職。グローバル企業の経営機能を世界の最適な地に配置する業務のコンサルティングや、バックパックの旅で世界各国を巡りました。配置の最適化を実現していくなかで、必然的に起こる大規模なリストラをはじめとした社会構造の変化に日本のワーカーの行く末を案じるようになります。

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一方で、貨幣経済の尺度では“貧困”と定義される東南アジアの農村が、自給自足や相互扶助の側面だと、地域への誇りと創造力をもった豊かな暮らしをしていることに驚いたと言います。それが、いま五城目を1つの拠点にして活動する丑田さんの原体験です。

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五城目に移り住むまでのいきさつを語る丑田さん

丑田さんの活動を後押しするきっかけがもう1つありました。愛娘の誕生です。子どものことを考えるようになったことで、「未来を考えるスパンが長くなり、100年後の世界も自分ごととして捉えられるようになった」と丑田さんは語ります。2010年にハバタク株式会社を設立し、多様性と創造性に満ちた学びの環境づくりに取り組んでいます。

現在は、アントレプレナーシップや社会課題の解決など多様な学びの場を国内外で経験する教育プログラムを学校や企業に提供するのが主な事業。東京や秋田だけでなく、ボストン、ホーチミン、セブ島にもスタッフがいます。

ハバタクの活動をしていくなかで、世界に対して日本人ができることがもっとあるのではないかという問題意識が丑田さんのなかで芽生えました。

成熟した日本社会が次はどこへ向かうのか。それをアジアの人たちも気にしている。日本の足元から持続可能な未来をつくることで、草の根発、世界にメッセージを投げかけていくことができないか。

そう考えていた矢先にピタッとはまった「足元」が五城目でした。そもそも学生時代に参画していた千代田区のシェアオフィスにテナントとして入居してきたのが、千代田区と姉妹都市を結んでいた五城目の役場。奥様が秋田県出身だったことも縁となり、五城目を活動拠点に決めたそうです。

秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(2)へ続く
秋田県五城目から世界にハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(3)
秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(4)

丑田 俊輔(ウシダ シュンスケ)

ハバタク株式会社 代表取締役 http://www.habataku.co.jp/

大学在学中、プラットフォームサービス株式会社の立ち上げに参画。東京都千代田区の公共施設を活用し、ベンチャー企業やNPOのシェアオフィス・ビジネス拠点として再生。 卒業後、IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社(現、日本IBM)へ入社、コンサルタントとしてグローバル戦略を担当。アジアや米国とチームで仕事をし、各国を旅する中で、世界や日本の色々な課題を実感。 2010年にハバタク株式会社を創業、代表取締役就任。”Design for a Co-Creative World”をスローガンに、世界各国の教育機関・企業と連携したリーダー育成プログラムの提供(高校・大学・企業向け)や、東南アジア圏でのビジネス展開支援を実施。 2014年4月、千代田区の姉妹都市であり上述の公共施設に拠点を構える五城目との出会いを経て、町の小学校廃校に新拠点を設立、移住。地域資源を活用したビジネス開発、教育プログラム開発を進めている。


秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(1)

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