あしたラボUNIVERSITY

2015年度あしたラボUNIVERSITYいよいよキックオフ!  ――活動スケジュール同時公開

2015年7月8日



2015年度あしたラボUNIVERSITYいよいよキックオフ!  ――活動スケジュール同時公開

学生と社会人によるオープンイノベーションプロジェクト「あしたラボUNIVERSITY」2015年度がいよいよスタート! 今回はキックオフイベントとして、富士通フォーラム2015東京で「子どものこれからの学びと遊びを考える」をコンセプトに実施したアイデアソンの様子と、2015年度スケジュールをお届けします。

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キックオフイベント“edu & toy”!

今回のプログラムのテーマは「edu & toy」。2014年度の開校宣言にもつづられた思いに加えて、あしたのコミュニティーラボがこれまで出会ったイノベーターの方々の考え方を、参加するみなさんが体感できる場にしたいと考え、企画検討がスタートしました。

あらためてイノベーターのみなさんに共通するスキルは何だろうと考え浮かび上がってきたのは、「ものごとの本質を捉える“洞察力”」「一歩踏み出す“行動力”」でした。その2つの力は、既存の価値観や常識をあらためて捉え直し、多様な発想と融合させることで新しい価値を生む“原動力”なのではないでしょうか。

そこから、先端技術が集まる富士通フォーラムを舞台とし、先入観なく子どものような視点で先端技術を観察すること、その気づきをチームで再検討し共創することを体験するプログラムのテーマ「edu & toy」が生まれました。

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NPO法人CANVAS理事長 石戸奈々子さん

「将来、子どもたちの65%は、今は存在しない職業に就くことになるかもしれない。そのような時代を生きる子どもたちにとって必要となるのは、世界中の多様な価値観と背景を持った人々と協働し、新しい価値を生み出していく力です」

今回のキーノートゲストと審査員を務めたNPO法人CANVAS理事長 石戸奈々子さんも現代の常識の範囲内で答えを求める考え方や教育に疑問を呈します。今後さらに急速に複雑化していく社会に対応するには、自らが変化していくことが必要、と訴えました。

3つのチャレンジ

今回のイベントでは、2014年度にはなかった新たなチャレンジを3つ行いました。

1つ目は「チームの多様性を増すチャレンジ」。参加者を学生と富士通社員に限らず、一般企業や自治体からも募集。より多様性を持ったチームづくりを行いました。

2つ目は「ターゲットユーザーとの空間共有」。同じ空間を共有し、参加者が子どもの目線と感性を持ちやすくすることを目的に、未就学児が遊べるキッズスペースを設置しました。

富士通の育児休暇中社員の協力のもと、ビジネスマンが大多数を占める富士通フォーラムの会場をベビーカーが闊歩する光景は、ダイバーシティ(多様性)の新しい風にも感じられました。

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会場脇に設けられたキッズスペース

3つ目はアイデアソンの新しいプログラムとして「テクノロジーサーチ」を導入したことです。これは、新しいサービス創出のベースとなる技術の最新知識を得るためのプログラム。

それぞれのチームを取材班に見立て、各メンバーにインタビュアーやディレクター、カメラマンなどそれぞれ役割を与えます。役割ごとに視点を変えることで、多様な視点を得るためのチャレンジでした。実際、ビジネスイベント参加経験のなかった学生参加者からは「技術を生活にいかに組み込むか、課題解決にどのように活動できるのかという、大学の講義では学ぶことのない観点を知ることができた」という感想があり、新しい視点の提供にも役立ったようです。

さらに、取材後のアイデア整理のため、富士通が提供する共創による学習支援を行うツール「Webコア Innovation Suite」の1つであるカード情報活用ツール「Every Board」がインストールされたタブレットがチームごとに支給されました。

『Every Board』で撮影した写真はマルチタッチで自由に移動・拡大・回転させたり、ペンや指で手書き文字を記入することができるため、テクノロジーから戻った後、メンバーみんなで技術の振り返りやアイデアの整理に活用していました。

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各チームが取材班となってブースを巡るテクノロジーサーチ
(上:ブースで説明を受けるインタビュアー/下:EveryBoardで撮影する参加者)

「子どもの視点で考えること」の深さを感じた瞬間

アイデアスケッチやプロトタイピング、展示会形式で行われるチームごとのアイデア発表を経て、結果発表が行われました。

“離れた場所でも演奏を共有できるピアノ”を提案した「ハピ☆Mu ~HappyMusic~」が参加者による参加者投票賞と審査員賞をダブル受賞。さらに、ARを活用してカンボジアの環境を再現し、現地の状況や感覚を共有することで社会課題への気づきを促す教室を提案した「ロマンチック工房」が審査員賞を受賞しました。

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審査員賞を受賞した『ハピ☆Mu ~ HappyMusic ~』(上段)と『ロマンチック工房』(下段)

子どもの視点で最新技術を観察することで、運営事務局が想定していたこととはまったく異なるアイデアが多く生み出されました。ICTサービスがユーザー体験中心のトレンドにシフトしていくなか、「子どもの目線で考える」というアプローチにはまだまだ引き出しがあると感じました。

プログラムの詳細はコチラをご覧ください。

【今回、運営事務局が得た学び】
・先端技術を子どもの目線で考えるアプローチは多くの可能性を秘めている
・企業の技術展は、来訪者にとっては技術そのものだけではなく、それによって解決したい社会課題などの開発背景を知る機会の1つになる
・アイデアソンに、フィールドワークで得られるような暗黙知を取り入れる手段として、参加者の興味を元に探索する時間を設けることや、ターゲットに近いユーザーと空間を共有することは非常に有効

そして2015年度の活動へ

今回のイベントは2015年度のあしたラボUNIVERSITYのキックオフイベントとして、「子どもの目線で考える」新たなアプローチや、「テクノロジーサーチ」を組み入れるという新しいチャレンジを実施しました。

2014年度の活動に引き続き、全国の学生のみなさん、そして“共創”に関心を持つビジネスパーソンの方々との活動をこれからも進めていく予定です。今年度は、より地域に根づいたテーマを設定し“アウトプットを地域に還元すること”を目標に、来年の春にかけ全国でさまざまなプログラムを展開予定です。

活動スケジュールチャート
2015年度あしたラボUNIVERSITY 活動内容予定

イベントの募集などはこちらのページでお知らせしていきますので、興味のある方はぜひ定期的にのぞいてみてくださいね。


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