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町内外の人々の交流がさかんな神山町(提供=NPO法人グリーンバレー)


「あしたのコミュニティーラボ」編集部の河本です。

先日、働き方特集の取材の一環として、ユニークな発想で過疎化を乗り越えようと取り組む徳島県神山町に伺いました。この町は、地域づくりと企業のワークスタイル変革を同時に進めることで、近年初めて社会動態人口をプラスに転化させたことで知られています。プロジェクトの中心的な役割を担っているNPO法人グリーンバレー理事長の大南信也さんのお話は、特に印象的でした。

私が最も興味深かったのは、とにかく転入者を増やして人口増を図るというストックの発想ではなく、さまざまなバックグラウンドを持ったおもしろい人材を循環させるというフローを重視した取り組みを行っていたことです。

外から人を呼び寄せる際に移住を前提としてしまうと、どうしても交通の便や補助金の有無など条件面の議論が前面に出てしまいがちです。こうなると、他の地域との競争が生まれてしまい「よりよい町をつくる」という本来の目的を見失ってしまうおそれがあります。

そうではなく、町そのものを「クリエイティブな発想を持った人々が自由に集まる場」と位置づける。すると、募集要項に書かれるような条件ではなく、「おもしろい人がいるから」という理由で他の地域の人々に興味を持ってもらうことができるというわけです。小規模な趣味の集まりやソーシャルメディアのコミュニティーなどであれば自然な発想ですが、これを過疎という社会的問題に応用してしまうというアイデアには驚かされました。

後日公開予定のレポートでは、全国でも例を見ないグリーンバレーさんの取り組みや、本コラムではお伝えしきれなかった神山町にサテライトオフィスを設置した企業のワークスタイルについて詳細にご紹介します。なぜ東京をはじめとする他地域から企業が集い、若い人たちが山間部で働いているのか。企業の新しい展開としてもお読みいただける内容ですので、どうぞお楽しみに!


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