地域から起こるこれからのワークライフスタイル探求プロジェクト

秋田県五城目から世界にハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(3)

2015年3月9日



秋田県五城目から世界にハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(3)

秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(1)
秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(2)
秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(4)

秋田県五城目町(以下、五城目)に移住し、地域で事業を展開することで都市にはないものを得ることができたと話す丑田さん。質疑応答のパートでは、地域コミュニティーに入り込むコツなど、多くの質問が寄せられました。その様子をお伝えします。

非営利のコミュニティー活動と地域ビジネスの交点で生まれる地域の未来

参加者からは、質問の手がいくつも上がりました。

はじめの「よそ者が秋田に移住して仕事をすることに不安はなかったのか?」の問いには、「『よそ者は排除される、出る杭は打たれる』とよく言われるが、関わり方さえ間違えなければ決してそんなことはない」と丑田さんはキッパリ。

「最悪なのは、はじめから『地域を良くしてやる』という上から目線で自分の方法を一方的に押しつけること。そうすると反発を招いてしまう。その地域なりの歴史に培われた文脈をしっかり読み取って、きちんと人間として関係を築き上げれば受けいれてくれると思います」

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地域で問題意識を持っている人は、えてして変わり者と思われたり、目立った動きをしにくい側面もありますが、外から来たよそ者と連携することによって新たな場ができる可能性もあると丑田さんは続けます。

「五城目で実践しているモデルは他の地域にも横展開できるのか?」との問いに対して、丑田さんの考えは「非営利のコミュニティー活動と地域に根ざしたビジネスの2つが交わると良い循環が生まれる」というもの。

コミュニティー活動は、地域の課題を自分ごと化する人を1人ずつ増やしていく地道な取り組み。地域ビジネスはスモールチームで立ち上げ、盛り上がりが伝播する道筋をつける。この2つが交わるところに地域の未来が拓けるかもしれません。

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丑田さんの話に参加者は熱心に耳を傾けていました

さらに、丑田さんによれば、行政の面での五城目の戦略は当初、大企業の工場やコールセンターの誘致を目指すというものでしたが、うまくいかなかったそうです。そこで五城目町役場は若い世代の話も聞いてみようとITベンチャーのコミュニティーに参加し、前述した丑田さんも関わった都心に拠点を設け活動していくようになります。そうするうちに、大企業の誘致戦略から起業家人材とその家族を呼び込むという戦略に転換し、少しずつ居住者や入居するベンチャー企業が生まれはじめています。今後、そのよそ者と地域の共鳴がどんな可能性を生み出していくのか、期待が高まります。

「非営利のコミュニティー活動と地域に根ざしたビジネスの2つが交わると良い循環が生まれる」。これからの地域での働き方を考える上で鍵となるような丑田さんの話を受けて、イベント後半ではダイアローグを展開しました。次回は「これからのワークスタイル」に関して、さまざまな対話が生まれた様子をレポートします。

秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(4)へ続く

秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(1)
秋田県五城目から世界へハバタク! これからのワークライフスタイル探求プロジェクト――第1回イベントレポート(2)


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