新しい生活体験を生み出すIoTサービス創出プロジェクト

【立教×富士通IoT(2)】IoTサービスの新たな可能性を探る、アイデア創発の進め方

2015年3月10日



【立教×富士通IoT(2)】IoTサービスの新たな可能性を探る、アイデア創発の進め方

今回、企画チームがもっとも重視したことは「ユーザーに受け入れてもらう体験をどのようにつくり出すか」でした。それを固めたうえで、ハードウェアやICTの活用に落とし込むことが必要だと考え、段階的にアイデアを醸成できるプログラムを企画しました。

身近な体験から人の心が動くポイントを見つけ出す

10月10日、佐々木ゼミ生とともに富士通研究所のセンサー技術を見学。事前に身近な体験がどのような感情を引き起こしたかを振り返る“エクスペリエンススナップワーク”で「IoTサービスのアイデアにつながる視点を獲得する」ワークを実施しました。

具体的にはこれまで感動したり、悲しかったり、といった感情が動いた瞬間を個人で振り返り、その後ペアをつくってその体験は何がきっかけだったのか、人の心が動く瞬間を深掘りするものです。

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身近な体験を振り返り、心が動くポイントを探るためのワークシート

その後、技術を見学し活用方法を柔軟に発想してもらいました。また、センサーによるデータの収集部分だけでなく、加工や活用までをトータルに見学してもらい“IoT”の全体を把握してもらうようにプランニングしています。

「文系学生の強みが発揮される領域とは」 佐々木ゼミナール3年 佐藤有美さんの感想
見学会前は自分の身のまわりにあるものに片っぱしからセンサーを取り付け、ネットにつないだらどうなるだろうか、ということを想像していました。しかし、使い方の工夫や得られたデータの加工技術も合わせて知ることができて、取得したデータをどう活用するかを企画するところに自分たちの発想力が活かせると感じました。



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富士通研究所で先進技術を見学する佐々木ゼミ生

3つのワークでユーザー体験を起点としたアイデアを醸成する

1週間後、サービスにつながるアイデアを90分間でより多く生み出すことを狙いにワークを行いました。サードパーティーのデバイスと連動するサーモスタット「Nest」やあしたラボでも過去取り上げた「Moff」といったIoTサービスを、実物を交えて紹介した後に3つのワークを実施しました。

1. アイデアカメラ
壁一面に約100枚のさまざまな生活シーンの写真を貼り出し、それをみて課題や心情を想像。その内容を書いた付箋を写真に貼っていきます。これは、短時間でさまざまなシーンの疑似的なフィールドワークをすることで、アイデアを出すためのヒントを得るための手法です。

2. スピードストーミング
ペアとなってアイデアを伝え合い、相手の良いところをフィードバックし合うことで、より多くのアイデアを生み出すワークです。短時間でペアを変えることで、多様なアイデアが生まれていきます。

3. アイデアスケッチ
上記のワークを踏まえ、特におもしろいと思ったアイデアを絵や図形、擬音などを用いながらA4サイズの紙に自由にスケッチしていきます。

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はじめは戸惑っていた学生や富士通のメンバーも、ワークが進むにつれ没頭し、最終的には132ものアイデアスケッチが生まれました。次回はアイデアを形にしていくための手法を紹介します。

立教×富士通IoT 振り返りコラム(全6回)
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