地域から起こるこれからのワークライフスタイル探求プロジェクト

【コラム】「仕事は上から降りてくる」は、これからも常識なのか?

2015年4月30日



【コラム】「仕事は上から降りてくる」は、これからも常識なのか?

ハバタク株式会社の丑田俊輔さんをはじめ、秋田県五城目町の方々にヒアリングを行った1回目のフィールドワークでは「地域に“丁寧に”入り込むことによって、今この地域に起きている変化に気づき、新しいビジネスが見えてくる」ことを新しい働き方のヒントとして得ました。また、その後のダイアローグイベントでは「生活リズムをルーチン化して毎日働いていると仕事はしているものの創造性が抜け落ちてしまい、思考は停止しているのではないか」という仮説が浮かび上がってきました。

第1回フィールドワーク・イベントでの気づき
・地域に入り込み、そこから見えてきたことからアイデアを発想し、都心のワークスタイルへそのアイデアを戻し実行することによって、イノベーションは起きやすくなるのではないか
・ルーチン化された働き方のなかからでは、イノベーションは起きにくい

上記の気づきをもとに、今回は第2、3回のフィールドワーク、そしてダイアローグイベントを振り返ります。

「仕事のはじまり方」と「目的」は時代と共に変化しはじめている

2、3回目のフィールドワークは「地域での仕事の生み出し方」を探すために、連続して京都と秋田県の庄内地域を訪問しました。

FDL_WS02_flow今回はその2・その3のフィールドワーク、ダイアローグイベントを実施しました

京都では、株式会社電通でGO ONプロジェクトを推進する各務(かがみ)亮さんを中心として、各務さんの思いに動かされた伝統工芸を受け継ぐ後継者の方にヒアリングしました。各務さんとお話をしていると、仕事と関係なく個人ではじめた行動がきっかけでビジネスが生まれ、今ではそれが自身の仕事となっている。つまり、「ビジネスや上司からの指示ありきではなく、自分のやりたいことがいつの間にかビジネスになった」流れを掴むことができました。

庄内では、大手広告会社に勤務していた株式会社めぐるんの加藤丈晴さんを中心として、その周りを支える方々にインタビューを実施。加藤さんとお話をしていると、都市では競争、つまり自分が1番になれるかどうかを重要視しますが、地域で働くことは「地域の経済循環を回す」ことであり、都会と地域では働き方の目的が違うことがわかってきました。

FDL_WS02_shonai02庄内でのフィールドワークの様子

参加者から意見を聞くために挙げたテーマは、各務さんの仕事のきっかけである「仕事は自分がやりたいこと、つまり“公私混同”からはじめること」。自分ごとされた仕事はモチベーションが上がり、イノベーションも起きやすくなるかもしれないと言う意見が大手企業に勤務する方から出てきました。しかし、他の方からはそれでは企業として仕事が回らなくなるので、仕事のバランスを考えなければいけない指摘、そしてそこから、定型と非定型(公私混同)をハイブリット型にしてみてはどうかというアイデアが出てきました。

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各務さんをゲストに行われた第2回のダイアローグイベント

今回のワークスタイル 2つの気づき
今回のフィールドワークとイベントを通じて以下のような「地域での仕事の生み出し方」が見えてきました。
・「公私混同」自分ゴトされた仕事はモチベーションが上がり、イノベーションも起きやすくなるのではないか。
・地域が望む企業の姿として、地域にない視点で物事を捉え、一緒に地域が循環するためのビジネスを求めているのではないか。

フィールドワークの第3回は島根県の海士町で「持続可能な未来に向けて行動する人づくり」を目的に、人づくりのプログラムを展開する株式会社巡の環 阿部裕志さんを訪問。さらに、ダイアローグのゲストとしても登場いただき興味深いエピソードをたくさんお話いただきました。第3回のレポートはこちらからご覧ください。


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