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11月初旬、大阪のMBS(毎日放送)主催で行われた「Hack On Air MBSハッカソン」。
今年、さくらハッカソンを実施したり、大阪イノベーションハブをコンテンツとして取り上げた縁で、あしたのコミュニティーラボの黒木が潜入取材してきました。ここでは、最終日の模様をレポートします。

テーマは、「IT技術を使い、視聴者を夢中にさせ、深く巻き込む新しい発想のテレビ番組の企画」。MBSにはもともと、「放送とインターネットはどちらも日常生活に不可欠なメディアであり、その2つの力をいかに掛け合わせることができるか」という問題意識があり、そこから次代の新しい“番組”を生み出すハッカソンを開催することになりました。

最優秀賞の副賞は、賞金に加え、生み出されたアイデアが実際に番組のなかで紹介されます。予選は10月26日にアイデアソンを通じて行われ、それを勝ち抜いた8チームが11月1日、2日の本選に集い、ハッカソンを実施しました。
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テレビ局でのハッカソンはいつもと違う雰囲気

ふだん番組で使われるセットの中で開発ができたり、最終プレゼンの司会進行がアナウンサーさんだったりと、テレビ局主催ならではの貴重なハッカソンでした。

あしたラボ編集部がとりわけ注目したのは、主催者であるMBSのこの取り組みに対するコミットメントの高さです。ハッカソンに参加した8チームにはMBSのクリエイター1名が必ず加わり、その企画内容に深く関わります。

昨今、ハッカソンは各地で開催され新しい事業やサービス、プロダクトのタネが次々と生まれていますが、主催者側がその後の展開や出口を曖昧にしているケースは少なくありません。あるチームに参加したMBS製作スタッフからは「これくらい思いきったことをしないと新しい番組が生まれない」との声も聞かれ、そのコミットメントの高さを垣間見ることができました。
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最後は全員で集合しました

見事、最優秀賞に選ばれたのは、チーム“ROAM”の「MBS SynQ」。これは番組出演者と視聴者に一体感を生み出すスマホアプリで、スマホに内蔵される加速度センサーやジャイロセンサーを使って番組出演者と視聴者のジェスチャーのシンクロ度合いをリアルタイムで判定するというものです。今後、番組化に向けて動き出すとのこと、実際にどのような番組に仕上がるのか、楽しみです。

熱気に満ちていたMBSハッカソン。そのヒントは、わかりやすく具体的なゴールや、その後の展開を見据えたプログラム設計にあったのかもしれません。今後のイベント設計において、とても参考になるイベントでした。


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