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日本酒×ICTで魅力ある東北を伝えたい  ──日本酒ラベルコレクションアプリ 『クラカラ』 開発秘話

2015年12月14日



日本酒×ICTで魅力ある東北を伝えたい  ──日本酒ラベルコレクションアプリ 『クラカラ』 開発秘話 | あしたのコミュニティーラボ
日本酒の製造過程では、お米や水の組み合わせに数多くの選択肢があり、蔵ごとに個性が際立ちます。地域を代表する味と言えるでしょう。今回は日本酒を通じて地域を盛り上げることを目指した新しいアプリの開発秘話をお伝えします。

はじめまして。あしたラボ編集部の小川です。マーケティング/プロモーション担当として、新規ビジネス開拓に向けた市場調査や、自社プロモーション活動に取り組んでいます。

10月27日に山形県南陽市で行われた「東北・桜サミット」で、開発中のスマートフォンアプリ「クラカラ」のユーザー体験会を実施してきました。「クラカラ」は、日本酒ラベルのコレクションアプリ。ラベルのコレクションを通じて東北への興味、関心を高めて特産品購入や東北への旅行など「交流人口増加」を目指したアプリです。今回は、「クラカラ」に携わった私たちの東北への想いと、それにまつわる開発秘話をお届けします。(クラカラのダウンロードは文末のリンクからどうぞ!)

日本酒と地域をICTで繋げる「東北酒蔵街道プロジェクト」

「桜」をシンボルとした観光振興による東北の地域活性化を目的とした「東北・夢の桜街道推進協議会」。富士通はその1メンバーとしてさくらハッカソンの開催や、「東北桜旅ナビ」へのサービス提供、桜の札所のFacebookグループ展開など、ICT面でのサポート役を担ってきました。

東北・桜サミットの様子
東北・桜サミットの様子

「春」の代名詞である桜以外でも、東北を楽しめるものはないか……。通年で楽しむことのできる「日本酒」をテーマにすることで、新たな交流のタイミングをつくれないかと10月27日に「東北酒蔵街道」が立ち上がり、それをいっそう盛り上げるアプリとして「クラカラ」が開発されました。

どこにいても、魅力ある東北を知ることができる! ──クラカラ開発のきっかけ

クラカラ開発にあたっては、まず「何を実現したいか?」「どんなニーズがあるか?」「自分がどうしたいか?」という観点で、プロジェクトメンバーとアイデアを出しあいました。しかし、それだけでは足りないと、現地の様子を知るために東北に赴き、酒蔵と地域の現状を知るための現場フィールドワークを重ねました。

「浦霞」醸造元の佐浦を訪れた際の様子
「浦霞」醸造元の佐浦を訪れた際の様子

そこで感じたことは、驚きや感動を与えてくれる観光コンテンツが溢れているのに、今まで知るきっかけが無かったこと。東北でしか出会えない魅力、「場所」や「モノ」を東北にいずとも多くの人に知ってもらう事が必要だ! と考えました。

日本酒を”見て”東北に触れよう!

「東北を知ってもらうこと」をどう伝えるのかを議論していくなか、私たちは「日本酒のラベル」に注目しました。銘柄ごとにさまざまなラベルが存在することはもちろん、時期・季節などシチュエーションにそってラベルデザインされており、色合い/字体/形などが目で楽しめます。酒を飲まずとも、ラベルを楽しむ体験を通じて、日本酒、ひいては東北の酒蔵に触れてもらうきっかけとなるのでは?と考えました。

ではどう触れてもらうのか。次に「体験」を考えました。

普段の暮らしで、日本酒ラベルを目にする機会は多くありません。そのなかで「人をラベルに近づけるにはどうしたら良いか?」「何気なかったものに対して、継続的な興味を持つ行為とは?」という体験や経験の部分に注目し、「コレクション」という何気ないものに興味を持ち、徐々に熱心になっていく体験にたどり着きました。

ラベルをコレクションすることで、そのラベルにまつわる東北の魅力的な「場所」「モノ」の情報を合わせて閲覧できる体験を設計し、ユーザーがコレクションを楽しむなかで東北への興味関心を高めていきたいと考えています。

クラカラを通した東北との交流 ──利用シーンの検討から開発に向けて

店舗購入や飲食店で注文をした際、東北酒蔵街道に参加する80蔵のラベルをスマートフォンやタブレットのカメラで撮影し「クラカラ」にコレクションすることで、その日本酒に関する情報のほか、酒蔵の歴史・由来などの商品情報や名物料理、名産品、観光スポットなどの周辺情報を閲覧することができます。

クラカラのアプリ画
クラカラのアプリ画面

・自分でコレクションを楽しみつつ、東北の情報に触れることで東北旅行や名産品購入に興味を持つ
・知人/友人への日本酒プレゼントの際、クラカラから得る情報を添える事で、プレゼントの付加価値を上げる
・実家にあるお父さんの日本酒をコレクションし、家族旅行や名産品購入の話題に

など、さまざまな人との交流のなかで利用してもらいたいと考えています。

このアプリをたくさんの方に利用してもらい、東北の話題で交流するシーンが増えることで交流人口の増加につながり、ひいては東北地域の活性化につながっていくと、プロジェクトメンバー全員で確信しながら開発を進めました。

クラカラのプロジェクトメンバー。富士通グループのメンバーが集まっています
クラカラのプロジェクトメンバー。富士通グループのメンバーが集まっています

このアプリは、東北活性化に向けた仮説の実証実験としてβ版のアプリを提供する予定です。まずは、多くのユーザーの方々に利用してもらい、より良いサービス提供に向けてニーズ調査を実施。そのフィードバックをもとに、アプリの機能向上をはかり、社会貢献・事業創出の両面を実現する、ソーシャルイノベーションサービスの成功事例として着実に育てていきたいと考えています。

ダウンロードはこちらから

すぐにダウンロードしたい方はGoogle PlayやApp Storeで「クラカラ」と検索

関連リンク:より詳しい情報はこちらから!
富士通アドバンストエンジニアリング クラカラページ


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