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しなやかに働き続ける ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(2)

2014年12月26日



しなやかに働き続ける ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(2) | あしたのコミュニティーラボ
およそ60名が集まったトークイベント「ぼくらの仕事のつくり方 ~これからの“働く”を考える~」。4名のゲストによるプレゼンテーションが終わり、未来の働き方や仕事のあり方を皆で考えていくフリーセッションタイムに移ります。舞台に上がった5名それぞれの経験から、「働く」という行為に関連する「独立」や「目標」、「心のよりどころ」といったテーマから「これからの働き方」を見つめる時間。全3回の2回目ではイベント中盤の模様をお伝えします。

イノベーターが示す新時代の“働き方” ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(1)
日常に“胸騒ぎ”をおこせ! ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(3)

その会社、あなたにはどんな存在?

4名のトークが終わり、イベントは後半戦を迎えました。後半は、米田さんを含む5名が「仕事」をテーマに議論を交わすフリーセッションタイムです。最初のテーマは、これから就職を考える多くの学生にとって気になる「大企業からの独立」について。それぞれリクルート、日経BP、富士通という大手企業に勤めた後に独立した森さん、閑歳さん、三木さんがそれぞれの立場で答えました。

大学卒業後、リクルートに入社した森さんは、独立を大きな選択肢の1つとして考えていたと言います。「リクルートは次のキャリアを考えて入社してくる人が多い会社なので、ずっとここにいるだろうとは思っていなかったですね」。
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それに対し閑歳さんは、「日経BPでは記者職に就いていましたが、記者の仕事を10年先もやっているかと考えたとき、できるかどうかは不安でしたね。たまたま“インターネット”という、やりたいこととそのきっかけがあったから転職したけれど、辞める人がほとんどいない、とてもよい会社だったんです。それがなければ今でもやっていたかもしれません……」と、決意のタイミングを説明しました。

三木さんは、まずは考えるタイミングを決めたと話します。「私は3年を目処に自分がどうしたいか考えるタイミングを設けていて、可能性があれば転職しようと考えていました。富士通は教育が充実していたから、今はそこで身につけたスキルを活用させてもらっています」。
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それを受け、米田さんは「キャリアはそれぞれですが、誰しも『こんなことやるつもりじゃなかった』の連続だと思うんですね。だから何があっても対応できる力は持っておいたほうがいい。ですが、レジリエンス(=しなやかさ、対応力)が大事にされる今は、自分にこの仕事が向いているか、『向き・不向き』を選んでいける時代だと思います」と、キーワード「レジエンス」と周辺の考えについて説明しました。

自分を見つめるための「他人」の存在

米田さんが投げかけた2つ目のトークテーマは“目標となるメンターがいるか、そしてその出会いは”。仕事は常に課題だらけ、それを自らの力で解決することが必要になります。しかし、メンターがいることでその壁の乗り越え方にアドバイスをもらえたり、今までは見えていなかった新しい分野から解決策を見出すヒントをもらったりと、その存在は大変重要です。それぞれ自分が仕事で悩んだ際に、どんな視点を持っている人に相談をしているのか、それぞれの立場で語りました。
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森さんは、業界の革命児であるドワンゴの川上量生会長をメンターとして挙げました。「自分なりの哲学・理論を持っているところに憧れます。あの方は、インターネットじゃなくてもいろいろな領域でイノベーションをつくっていけるのだと思う。そうやって『好きだ』とたびたび言っていたら、川上さんがおもしろがってくれて、オフィスに会いに来てくれました」。

閑歳さんは、仕事をするなかでメンターを見つけたと言います。「私のメンターは2人です。1人は前職の会社(ユーザーローカル)代表の伊藤将雄さん。就活学生には馴染みの深い『みん就(みんなの就職活動日記)』をつくった方です。この方からインターネットに関する99%を教えてもらったといっても過言ではありません。そして、Zaimに出資いただいているクックパッドの代表執行役である穐田誉輝さんもメンターだと思います。でも、実は私も森さんと同じで、川上さんのことが大好きで、その哲学は本当に尊敬しています。ちょっと自分でも気持ち悪くなるくらいファンです(笑)」。
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一方、三木さんは、6年来毎日の日課になっている座禅からヒントを得ていると話します。「私のメンターというと誰だろう……。どちらかといえば、自分自身を習慣的に見つめるのがメンタリングになるのかな。となれば、影響を受けたのはお釈迦様ですかね(笑)」。

柴崎代表は、自らのターニングポイントに関わった方を2人挙げました。「私は『サービスサイエンス』という学問をやっていて、その関係で本を書くきっかけをつくってくれた人が1人います。八ヶ岳にその方の別荘があって、1年に1回、そこにこもって合宿をするのが頭の中を整理するいい機会になっていますね。もう1人は、あしたラボを立ち上げたいと申し入れたときに『1年間お前にだまされてやる』と言ってくれた、元役員の方。あの言葉があったからあしたラボが今も続いていると思います」

米田さんも「私も編集に携わったTokyo Sourceで、仕事を口実に会いたい人に会いまくっていました。好きな人に会い続けると、確実に人は変われるような気がします」と、憧れの人に話を聞く重要性を伝えました。

3回目は、イベントもいよいよ終盤となり、「これからの仕事のつくり方、見つけ方」についてが主テーマに。先進的な活動を行うモデレーターと登壇者の5人が集まった学生にどうしても伝えたいこと、そしてアドバイスとは。

日常に“胸騒ぎ”をおこせ! ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(3)へ続く
イノベーターが示す新時代の“働き方” ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(1)


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