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日常に“胸騒ぎ”をおこせ! ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(3)

2014年12月26日



日常に“胸騒ぎ”をおこせ! ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(3) | あしたのコミュニティーラボ
イノベーターの活動からこれからの働き方のヒントをつかもうと開催された、あしたのコミュニティーラボとライフハッカー[日本版]のコラボレーションイベント「ぼくらの仕事のつくり方 ~これからの“働く”を考える~」。2時間半にわたったイベントもいよいよ終わりを迎えました。現在の仕事のつくり方、見つけ方から、これからどう働いていったらいいか、と言う“未来の課題”にテーマが移ってきました。全3回の最終回のレポートでは、会場からの質問も交えた登壇者からのメッセージを送りします。

イノベーターが示す新時代の“働き方” ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(1)
しなやかに働き続ける ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(2)

登壇者が語る「私の仕事のつくり方」

イベントも終盤、参加した学生同士が感想を語り合い、それぞれのチームで出た質問をぶつける時間が設けられました。その1つを紹介します。

質問「今現在の皆さんにとって、将来の夢、もしくは、理想の働き方はなんですか?」

森さんは“夢は、自分の国を手に入れること”と話します。「今の社会はたとえるなら、多数決でケーキを食べられる8割の人を決めるシステム。最大多数が幸福ならば、全体の幸福と見なされるんです。でも、インターネットによって、ケーキをいらない人と食べたい人を分けたり、結びつけたりできる。そういうふうに規範や生き方を自分でつくってみたいです」。
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閑歳さんは、自らの生活に寄り添うテーマが理想と話します。「私の理想の働き方は『これはいい!』と思えるテーマを見つけ、それをずっと持ち続けること。『これができたらすごく便利に違いない!』と思って手を動かしている瞬間が幸せで、そんなことを少しでも長くやっていきたいです」。

さらに、三木さんは地域に根ざした活動から、グローバルに展開をしたいと今後の展望を述べました。「私は鎌倉に住んでいるんですが、鎌倉にはクラウドファウンディングを運営している企業の経営者が3人住んでいます。でも僕らはオープンで、競合同士とはいえ、ノウハウやアイデアをシェアしている。人のネットワークもキャピタルになり得る時代ですから、私たちの活動が『鎌倉モデル』みたいになって、世界を変えられたらおもしろいですね」。

最後に柴崎代表は“コネクター”として、自らを高めていきたいと話しました。「あしたのコミュニティーラボの活動もそうですが、私は若い人たちをつないでいける仕事をしたいと思っています。私自身がコネクターのような立場になって実現していきたいです」。

学生に送る、イノベーターからのメッセージ

2時間半があっという間に過ぎ、イベントは幕を下ろしました。最後に登壇者から1人ひとり学生にメッセージが送られました。

森さんは、「20年後の働き方」に関連し不確実な将来をどう考えていくかについてアドバイスを送ります。

「インターネットやテクノロジーが今のようにどんどん進化すれば、職業は陳腐化するでしょう。となれば、みなさんが今やろうとしている仕事は20年後になくなっているかもしれない。だから自分のやりたいことを見つめ直し、なくなっているという前提に立って、『本質的に何をかなえられたら自分は幸せな気持ちになれるのか』を考えてほしい。すると、たとえ20年後に今からは予想できない職業ばかりが並んでいても、そのなかからやりたい仕事を見つけられると思います」(森さん)
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閑歳さんは、「好きなこと・やりたいこと」を仕事にするという考えに警鐘をならすメッセージを送りました。

「やりたいことを無理に探すのはとても危険で、寝食を忘れるほどの『やりたいこと』が見つかるなんて超レア。必死に探す必要はなく、働いているうちに人との関係性のなかでふいに見つかるものだから、あまりつきつめないほうが幸せ」(閑歳さん)

座禅で毎日自問自答をしている三木さんが伝えたのは、そこから得られた豊かな生活のヒント。

「スキルがないとワクワクが見つかっても実現ができません。目の前の仕事に120%以上集中し、スキルを身につけるのがおすすめ。ワクワクはあとからでも見つかりますよ。自分のワクワクを見つけて、豊かな人生を探ってください」
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富士通という大企業に勤めるあしたラボの柴崎代表はよく就職の際に学生が悩む、「大企業とベンチャーどちらに就職すべきか」という話題について、それぞれにいいところがあると話しました。

「みなさんのなかにも、大企業とベンチャー、どちらに進むべきか悩んでいる人が多いことでしょう。私は富士通という大企業にいますが、大企業にもベンチャーにもそれぞれにいいところがある。私の場合、富士通でマーケティングの仕事から別の部門に“社線変更”したことがありますから、もしみなさんが選んだ会社がそうした社線変更を許してくれるのならば、そういう経験をすることにもメリットがあるはずです」

モデレーターの米田さんは最後のまとめとして、自らの仕事の信念を学生に伝えました。

「働いていることを意識せずに働けたら幸せですよね。遊びも仕事も関係なく、本当にやりたいことをやり続けたい。そのために働いているというのが、僕の『理想の働き方』です。よく『胸騒ぎ』って言葉を使うんですが、胸騒ぎが起きないと、たぶん僕のHPは減っていく……。夢中になれることがあるのが、最高なんですよ」(米田さん)
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イベント終了後には、会場内に設置されたあしたラボUNIVERSITYの横断幕に、参加者が一言ずつコメントを寄せました。「ワクワク」「未来」「前に」など、前向きで明るい言葉が並ぶ黄色い横断幕。その前で米田さんや登壇者の方々と名刺交換する場面が多く見受けられました。学生の日常に“胸騒ぎ”を起こす働き方を模索するきっかけになったに違いありません。

イノベーターが示す新時代の“働き方” ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(1)
しなやかに働き続ける ──ぼくらの仕事のつくり方 これからの“働く”を考える(2)


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